SVGをEPSに変換
印刷会社やストック素材サイト、LaTeX文書から求められるEncapsulated PostScriptファイルを、手元のSVGから作成できます。パスはパスのまま保持され、PostScriptで表現できない要素だけが変換されます。
画像変換
またはJPG, JPEG, JPE … ファイルをここにドロップ ·
1ファイルあたり最大95 MB· 最大20ファイルまで· 30分後に削除
ファイルは当社のサーバーで処理され、30分後に削除されます。
85 なら写真は元の画像と見た目がほぼ変わりません。ファイルを小さくしたいときだけ下げてください。
JPG、BMP、EPS は透過に対応していません。透明な部分はこの色で塗りつぶされます。
透明な部分の背景に使う16進カラーです(例: #FFFFFF)。
この形式には 1 枚の画像しか保存できません。アニメーションを残すには GIF または WebP を選んでください。
マルチサイズのアイコンは 1 つのファイルに複数の解像度を含み、ブラウザや OS が必要なサイズを選びます。
元のサイズを維持するか、片方の辺を入力すると縦横比を保ったままサイズ変更します。
上で選んだ辺のピクセル数です。
元のサイズに対する割合です。
画面や Web には sRGB が適しています。印刷用途では元の色空間を維持してください。グレースケールにすると色情報は失われます。
メタデータのみ変更します。0 なら元の値を維持します。プリンターや一部のサイトがこの値を読み取りますが、ピクセル数は変わりません。
このツールの使い方
- 1
SVGファイルをアップロード
1回あたり最大20個のSVG、1ファイル95 MBまで変換できます。受け取る側にないフォントを使っている場合は、先にエディターでテキストをパスに変換しておいてください。
- 2
透明部分の背景色を選ぶ
EPSは透明に対応していないため、透明部分は白で塗りつぶされます。黒や任意の色にしたい場合は、詳細設定で指定してください。
- 3
「EPSに変換」を押す
変換した.epsファイルを個別に、またはまとめて1つのZIPとしてダウンロードします。アップロードしたファイルは30分後に削除されます。
SVGからEPSへの変換では、作品をベクターのまま保ち、透明部分は単色で塗りつぶします。PostScriptには透明の概念がないためです。
SVGではなくEPSを求められる場面
PostScriptは1984年にAdobeが発表したページ記述言語です。Encapsulated PostScriptは1992年のEPSF 3.0仕様で定義され、バウンディングボックスを持つ単一のPostScript図形として、他の文書に配置できます。SVGは2001年にW3Cが策定し、ブラウザーとともに広まりました。PostScriptを軸にした印刷・出版のワークフローは、完全にはSVGへ移行しませんでした。
その結果、手元にSVGがあるのにEPSを求められる場面が3つあります。RIPソフトや入稿チェックリストでEPSを指定する看板業者や印刷会社、ベクター素材ライブラリへの投稿者、そしてlatexとdvipsでコンパイルするLaTeXテンプレートや学術誌を使う研究者です。
| 機関 | 要件 | 出典 |
|---|---|---|
| Shutterstock(投稿者向け) | ベクターイラストは、Illustrator 8または10と互換性のあるEPSファイルで提出します | — |
| Adobe Stock(投稿者向け) | ベクターファイルはAIまたはEPSで受け付けています | — |
| arXiv | 通常のlatexでコンパイルする論文の図はEPSが必須です。pdflatexの論文ではPDF、PNG、JPGを使います | — |
| 多くの看板・印刷会社 | カッティングシート、彫刻、大判出力にはEPS、AI、PDFを使用します | — |
SVG
Scalable Vector Graphics(SVG)
SVGは、2001年に W3C が標準化した XML ベースのベクター形式です。ピクセルではなく図形、パス、テキストを記述するため、どんなサイズでも鮮明で、ロゴやアイコンでは通常とても小さなファイルになります。透過、CSSによるスタイル指定、スクリプト、アニメーションに対応し、すべてのブラウザーがそのまま表示できます。写真には向かず、複雑なイラストは描画が遅くなることがあります。Illustrator、Inkscape、Figma、ブラウザーで開いて編集できます。
- 圧縮方式
- –
- 透過
- 対応
- アニメーション
- 対応
- 登場時期
- 2001 · W3C
EPS
Encapsulated PostScript
EPS は Adobe の PostScript ベースのグラフィックファイルで、印刷会社や出版社とのベクターアートのやり取りに長く使われてきました。ベクター、テキスト、埋め込みのラスター画像に加えて、低解像度のプレビューも含められます。EPS は透明をサポートしておらず、現在のソフトでは PDF や SVG にほぼ置き換えられています。開くには通常、Illustrator、Inkscape、Affinity Designer、または Ghostscript ベースのツールが必要で、ブラウザーでは表示できません。
- 圧縮方式
- –
- 透過
- 非対応
- アニメーション
- 非対応
- 登場時期
- Adobe
印刷会社、ベクター素材のストックサイト、LaTeXのビルドなどでPostScriptが指定されたときに、SVGをEPSに変換します。逆方向は、ブラウザーで表示できないPostScript形式の古いEPSロゴをWebで使いたいときに使います。
SVGからEPSへの変換における透明・フォント・カラー
半透明は保持されません
不透明度40%の影、半透明のオーバーレイ、ブレンドモードは、透明部分で指定した色の上にフラット化されます。見た目が背景に左右される場合は、変換前に実際に印刷する背景の上に作品を配置しておいてください。
2つの形式の間で変わる点が3つあります。1つ目は透明です。PostScriptの描画モデルは不透明なレイヤーしか塗れないため、透明部分は選んだ背景色(初期設定は白)になります。2つ目はフォントです。SVGのテキストはフォントを名前で参照するので、ファイルを外部に渡す場合は変換前にテキストをアウトライン化してください。3つ目は色です。SVGはsRGBで、EPSもsRGBのままです。CMYKへの製版用変換は別の工程で、通常は印刷会社が自社の印刷プロファイルで行います。
曲線、線、塗り、アートボードのサイズなど、それ以外はそのまま変換されます。単色のロゴやアイコンは見た目がほぼ変わりません。スライドやWebサイトで使う画像だけが必要なら、SVGをPNGに変換してラスター画像を作成できます。
SVGをEPSに変換する際のよくある質問
変換したEPSはIllustratorでベクターとして編集できますか?
SVGの図形やパスはPostScriptの描画コマンドとして書き出されるため、Illustrator、Affinity Designer、CorelDRAWでは編集可能なベクターオブジェクトとして開けます。フィルターや部分的な不透明度など、PostScriptで表現できない効果は、最も近い表現にフラット化されます。
SVG内のテキストはどうなりますか?
SVGは通常、フォントそのものではなくフォント名だけを持っています。受け取る側にそのフォントがないと、ソフトが別のフォントに置き換えてしまいます。アップロード前にテキストをアウトライン化すれば、この問題を避けられます。Inkscapeではパス > オブジェクトをパスへ、Illustratorでは書式 > アウトラインを作成を使います。
印刷用にEPSはCMYKになりますか?
いいえ。SVGの色はsRGBで定義されており、EPSでもそのRGB値が保持されます。多くの印刷会社はRGBデータを自社の印刷プロファイルで変換します。CMYKを必須とされる場合は、IllustratorやAffinityでEPSを開き、印刷会社のプロファイルで変換してください。
EPSをLaTeX文書で使えますか?
はい。従来のlatexとdvipsの組み合わせではEPSの図が必要で、\includegraphicsで読み込みます。pdflatexでは、最近のTeX Liveならepstopdfパッケージを通じてEPSをその場でPDFに変換します。ただし、SVGをPDFに変換したPDFの図を使えば、その手間は不要です。
EPSでグラデーションに縞が出たり消えたりするのはなぜですか?
複雑なSVGのグラデーション、マスク、ぼかしフィルターには、PostScriptに直接対応する表現がありません。フラット化の際に近似されるか、ラスター化されます。先にSVG側で効果をシンプルにするか、相手がPDFでも受け付けるならPDFをご利用ください。
後からEPSをSVGに戻せますか?
はい。EPSをSVGに変換するコンバーターで、PostScriptのパスをSVGに戻せます。EPSにする途中で透明部分などがフラット化されていた場合、その状態のままになります。