開発者ツール
Web開発やバックエンド開発で日常的に使う8つのユーティリティです。JSONの整形と検証、Base64・URL・HTMLエンティティのエンコードとデコード、UUIDの生成、ハッシュの計算、JWTの読み取り、正規表現のテストができます。ブラウザ標準のAPIで動作するため、トークンやペイロードがお使いの端末の外に出ることはありません。
ツールを選択
- JSON 整形整形、圧縮、検証、キーの並べ替え。
- Base64UTF-8 テキストやファイルをエンコード・デコードします。
- URL エンコードパーセントエンコード、デコード、クエリ文字列の解析。
- UUID 生成ランダムな v4 UUID を一括生成、バージョン確認も可能。
- ハッシュ生成テキストやファイルの MD5、SHA-1、SHA-256、SHA-384、SHA-512。
- JWT デコーダートークンのヘッダー、ペイロード、有効期限を確認します。
- 正規表現テスターマッチ、グループ、よく使うパターンをリアルタイムで確認。
- HTML エンティティ&、< などのエスケープとアンエスケープ。
1つの文字列、5つのエンコード
テキスト「Café & crème?」を、このページのビルド時に各ツールで処理した結果です。エンコードは元に戻せますが、ハッシュは戻せません。
| 方式 | 出力 | 長さ | 元に戻せる |
|---|---|---|---|
| Base64 | Q2Fmw6kgJiBjcsOobWU/ | 20 | はい |
| URL エンコード(encodeURIComponent) | Caf%C3%A9%20%26%20cr%C3%A8me%3F | 31 | はい |
| HTML エンティティ(名前付き) | Café & crème? | 31 | はい |
| MD5 ハッシュ | c0fdf467ecd73617537f508352d98c19 | 32 | いいえ(一方向) |
| SHA-256 ハッシュ | 5cac0437a796074c1d26e85fa57bc828ec3e4083a790da8b8d082a8de3531320 | 64 | いいえ(一方向) |
ローカルで処理されることが重要な理由
開発者向けツールに入力する文字列は、アクセストークン、顧客データを含むAPIレスポンス、社内ホスト名を含む設定など、扱う情報の中でもとくに機密性の高いものが少なくありません。サーバーに送信するサイトに貼り付けると、自分では管理できないコピーが残ってしまいます。ここにあるツールはすべてWebプラットフォームの機能だけで動作します。JSON.parse と JSON.stringify、Base64用の TextEncoder と atob、encodeURIComponent、crypto.randomUUID、Web Cryptoのダイジェスト関数、JavaScriptの正規表現エンジンを使っています。ページを読み込んだ後にネットワークを切断しても、そのまま作業を続けられます。
処理にはお使いのブラウザのエンジンを使うため、結果はフロントエンドのコードでの動作と一致します。ここで期待どおりに動く正規表現は、JavaScriptでも同じように動作します。フォーマッターが受け付けるJSONは、JSON.parse でも受け付けられます。
エンコード、エスケープ、ハッシュはそれぞれ別物です
エンコードは、データを通信経路で壊れないようにバイトの表記方法を変える処理です。Base64(RFC 4648)は任意のバイト列を64種類の安全なASCII文字に変換し、メールやデータURLで使われます。パーセントエンコード(RFC 3986)はURL内でテキストを安全に扱えるようにします。エスケープはHTMLエンティティを使い、< や & などの文字がマークアップとして解釈されるのを防ぎます。この3つはいずれも誰でも元に戻せるもので、秘匿性はまったくありません。
ハッシュ化は一方向の処理です。SHA-256は任意の入力を固定長256ビットのフィンガープリントに変換し、元の入力には戻せません。ハッシュはダウンロードの検証や変更の検出に使えますが、高速な通常のハッシュはパスワードの保存には向きません。その用途にはbcrypt、scrypt、Argon2などの低速なパスワード用ハッシュを使ってください。なお、一般的な署名付きのJWTは暗号化ではなくエンコードされているだけなので、デコーダーは鍵なしで内容を表示できます。
コード片ではなくファイルが必要な場合
これらのツールは貼り付けたテキストを処理します。JSONのエクスポート全体をスプレッドシートにしたい場合はJSONをCSVに変換を、JSON、XML、YAML、CSVのファイル形式どうしを変換する場合はデータ変換をご利用ください。
関連する変換ツール:データ変換JSON から CSV
よくある質問
- 本番環境の機密情報をこれらの開発者ツールで扱っても安全ですか?
- 入力が送信されることはありませんが、可能な限りテスト用のトークンや機密部分を伏せたデータを使うのが安全です。画面に表示された内容は、スクリーンショットや画面共有で外に出てしまうことがあります。
- 対応しているブラウザは?
- 最新のChrome、Edge、Firefox、Safariに対応しています。crypto.randomUUID と Web Crypto APIにはセキュアな(HTTPS)ページが必要ですが、UltKitは常にHTTPSで配信しています。
- Base64は暗号化の一種ですか?
- いいえ。Base64は文字セットが公開された可逆のエンコードで、誰でもすぐにデコードできます。バイナリデータをテキストとして安全に送れるようにするだけのものです。
- コマンドラインツールと出力結果が異なるのはなぜですか?
- 多くの場合、改行コードや文字エンコードの違いが原因です。これらのツールはテキストをUTF-8でエンコードし、末尾に改行を追加しません。一方、シェルの echo は echo -n を使わない限り改行を追加します。
- 開発者ツールに履歴は保存されますか?
- いいえ。訪問のあいだにデータが保存されることはなく、タブを閉じると入力内容は破棄されます。結果を残したい場合は、コピーまたはダウンロードのボタンを使ってください。