写真をSVGに変換
写真をそのままベクターで再現することはできませんが、ベクターアートにすることはできます。人物、ペット、建物などを、輪郭のはっきりした数色のフラットな色面に置き換えるのです。このページはその用途向けに設定されており、5色、強めのスムージング、背景除去の状態から始まります。
画像をSVGに変換
またはJPG, JPEG, JFIF … ファイルをここにドロップ ·
1ファイルあたり最大95 MB· 最大20ファイルまで· 30分後に削除
ファイルは当社のサーバーで処理され、30分後に削除されます。
高くすると小さな点や細かなテクスチャが残ります。低くすると数ピクセル未満の図形を除いてノイズを取り除きます。
高くすると、低解像度やJPG入力で生じたギザギザの輪郭が丸くなります。低くすると鋭い角が保たれます。
ほとんどの画像には滑らかな曲線、幾何学的なロゴには直線、ドット絵のカクカクした形を残すにはピクセルの縁を選びます。
PDFを入力した場合のみ使用します。変換するページを指定します(例:1 または 1-3, 5)。各ページが別々のファイルになります。
このツールの使い方
- 1
被写体がはっきりした写真を選ぶ
JPG、PNG、HEIC、WebP、AVIF などの一般的な形式の写真を、1枚あたり95 MBまで、最大20枚アップロードします。
- 2
仕上がりのスタイルを選ぶ
ポスター風にするなら色数は5のまま、スクリーン印刷向けなら2〜3に下げます。1色のステンシルにする場合は、カラーモードを白黒に切り替えてしきい値を調整します。
- 3
ベクター化する
ベクター化を押して、SVGをダウンロードします。カットする前に、ブラウザで表示を確認してください。
写真をSVGに変換できますか?
はい。ただし写真ではなく、単色面のベクターアートになります。色数を少なく、スムージングを高く、背景を削除に設定すれば、ステンシルやデカール、彫刻、プリントに使える仕上がりになります。
写真とロゴでトレース結果が違う理由
SVGは2001年からW3C標準となっている形式で、絵を塗り色つきのパスという図形で表します。ロゴは元々少数の図形でできているため、トレースすると元に近いものが得られます。写真はその逆です。光はなめらかなグラデーションで変化し、髪や葉のような細かな質感が情報の多くを担っています。
これを図形にするため、トレーサーはまず写真を決まった色数に減らし、次に同じ色の領域ごとに輪郭を描きます。このページの初期設定もそれを前提にしています。5色なら図形が大きく読みやすく保たれ、低めの精細さならノイズやJPG圧縮で生じる細かな点が省かれ、高めのスムージングならそこから生じるギザギザの縁が丸くなります。背景を削除は、画像の端に接する最大の図形(たいてい壁や空)を消すので、被写体が透明の上に載ります。
最初に使う写真は、片側から強い光が当たり、背景が無地で、被写体がフレームの大半を占めているものが向いています。アップロード前に、ぴったりトリミングしてください。写真ではなくロゴやイラストなら、より細部を残す設定のJPGをSVGに変換が向いています。
用途別:写真をSVGに変換する設定
| 用途 | カラーモード | 色数またはしきい値 | 出力 | その他の設定 |
|---|---|---|---|---|
| スプレー・塗装用ステンシル | 白黒 | しきい値 110–150 | SVGまたはPDF | 精細さは低めにして、島を大きく保つ |
| レーザー彫刻 | 白黒 | しきい値は好みで | SVGまたはDXF | スムージング 60以上 |
| 多層のカッティングシート | カラー | 2–4色 | SVG | 背景を削除をオン |
| スクリーン印刷のTシャツ | カラー | 1版につき1色 | SVG、PDFまたはAI | 曲線:スムーズ |
| ポスター・ウォールアート | カラー | 5–8色 | SVGまたはPDF | 精細さは40前後 |
写真から作ったSVGの活用例
ステンシル
厚紙やマイラーから切り出す2階調のポートレートです。目の内側のように孤立した島の部分には、ブリッジが必要です。
レーザー彫刻・カット
白黒のパスは、木、革、アルマイト加工のアルミにくっきり彫刻できます。輪郭線のみのパスなら切り抜きもできます。
カッティングシート
色の層ごとに別のシートになります。3〜4層でも、不要部分を取り除く作業はすでに根気が要ります。
スクリーン印刷
色ごとに専用の版が必要なので、選んだ色数がそのまま焼き付ける版の数になります。
ANY P
あらゆる写真
スマートフォン、カメラ、ウェブから取得した JPG、HEIC、PNG、WebP などの写真に対応しています。形式は各ファイルから自動的に判別されます。
SVG
Scalable Vector Graphics(SVG)
SVGは、2001年に W3C が標準化した XML ベースのベクター形式です。ピクセルではなく図形、パス、テキストを記述するため、どんなサイズでも鮮明で、ロゴやアイコンでは通常とても小さなファイルになります。透過、CSSによるスタイル指定、スクリプト、アニメーションに対応し、すべてのブラウザーがそのまま表示できます。写真には向かず、複雑なイラストは描画が遅くなることがあります。Illustrator、Inkscape、Figma、ブラウザーで開いて編集できます。
- 圧縮方式
- –
- 透過
- 対応
- アニメーション
- 対応
- 登場時期
- 2001 · W3C
写真をSVGに変換するのは、カッターやレーザー、スクリーン印刷、刺繍の機器で使えるスタイライズされた単色面のアートを作るためで、写真そのものを拡大縮小できる形にするためではありません。
パスが多いとファイルが肥大化します
32色以上かつ精細さを高くしてトレースした写真は、数万ものパスを含むことがあります。そのようなファイルでは、ブラウザやデザインアプリ、カッティングマシンの動作が重くなります。SVGを最適化をオンにしたまま、特別な理由がなければ8色以下にしてください。パスの後処理についてはPNGをSVGに変換するガイドで説明しています。
写真のSVG変換に関するよくある質問
トレースした写真がポスターのように見えるのはなぜですか?
写真をベクタートレースすると、そうなるためです。ベクターは単色の面で絵を表すので、肌や空、毛並みのなめらかな陰影は数段階の帯に分かれます。この処理をポスタリゼーションと呼びます。色数を増やすと帯は細くなりますが、写真のような見た目にはなりません。
写真をSVGに変換するとき、色数はいくつがよいですか?
カッティングシートやスクリーン印刷では、手持ちのシートや版の数と同じ色数にします。通常は2〜4色です。スタイライズしたポートレートやウォールアートなら5〜8色が目安です。16色前後を超えるとファイルが急に大きくなる一方で、見た目はポスタリゼーションされたままです。
写真からレーザー彫刻用のファイルを作れますか?
はい、可能です。カラーモードを白黒に切り替え、顔や被写体の主要な影が残るようにしきい値を設定して、SVGまたはDXFで書き出します。LightBurnをはじめ、ほとんどのレーザー加工ソフトがどちらも読み込めます。陰影のある本格的な写真彫刻では、ディザリングをかけたラスター画像をそのまま彫刻するレーザーも多くあります。
写真から作ったSVGの容量が大きく、開くのが遅いのはなぜですか?
写真は質感のかたまりなので、精細さが高いと細かな粒状ノイズの一つひとつが独立したパスになります。その結果、ファイルが数MBに膨らみ、ソフトの動作も重くなります。精細さを下げ、スムージングを上げて、色数も減らしてください。
Silhouette StudioでこのSVGを開けますか?
無料のSilhouette Studio Basic EditionはSVGを読み込めません。有料のDesigner Edition以上なら読み込めます。Cricut Design SpaceはSVGを直接アップロードできます。Basic Editionの場合は、同じ設定でDXFを書き出してください。
写真から人物の輪郭だけを取り出せますか?
白黒モードを使い、輪郭線のみにチェックを入れます。塗りのないパスがエッジに沿って出力され、プロッターやカッティングマシンがそれをカットラインとしてたどります。